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[コラム]ハンディファン(ハンディ扇風機)はどうやって捨てる?処分からリサイクルまで丁寧に解説!

2024.06.14

ハンディファン_ハンディ扇風機_捨て方

ハンディファン(ハンディ扇風機)はどうやって捨てる?処分からリサイクルまで丁寧に解説!

※2025/07/22 一部内容を修正しました。

最近では暑い夏には欠かせないアイテムとして「ハンディファン(ハンディ扇風機、小型扇風機)」が必須になってきました。
小型なので持ち歩きができて、首掛けのネッククーラー(首掛け扇風機)タイプなど種類も豊富で便利ですよね。
でも、使わなくなったり壊れてしまったハンディファンって、どうやって捨てたらいいか迷ったことはありませんか?
今日は、そんなハンディファンの捨て方とリサイクルについて、わかりやすくお話しします。

 

ハンディファン(小型扇風機)の捨て方

ハンディファンの捨て方についてですが、凡そ以下の方法で捨てることが多いです。
ただ、これは自治体によって異なる場合もあるので、ご自身がお住いの地域のホームページなどでご確認をお願い致します。

分別収集

自治体で用意された「小型家電リサイクルボックス」に入れます。
これらのボックスは市役所やスーパー、公共施設に置いてあることが多いので、近くの施設をチェックしてみてください。

参考例) 神奈川県横浜市においては、ハンディファンに関わらず、30cm×15cmの投入口に入るもので、長さが30cm未満の電気・電池で動作する製品は、区役所等に設置されている小型家電回収ボックスに出すことができます。
参照:横浜市「小型家電の回収・リサイクルにご協力ください」

不燃ゴミとして回収

乾電池式のハンディファンなどは不燃ゴミとして出せる場合もあります。
その場合、乾電池を取り外した状態でファンのみ廃棄する方法が一般的です。

参考例)埼玉県秩父地域では乾電池や小型充電式電池を取り外せる製品は、本体を「小型家電製品」として不燃ごみで回収しています。
参照:秩父広域市町村圏組合「小型家電製品の処理方法」

可燃ゴミとして回収

自治体によっては、ハンディファンを可燃ゴミとして出せる場合もあります。
この場合、バッテリーを取り外してから捨てる必要があります。バッテリーは別の方法でリサイクルするので、分けてください。

参考例)神奈川県横浜市では、内蔵バッテリーを取り外した小型家電本体は「燃やすごみ」に入れられることもあります(ただし別の袋で分別必須)。バッテリーは家電量販店や区役所等に設置されている小型充電式電池リサイクルボックスへ。
参照:横浜市「2月号 危険なごみの捨て方していませんか ~バッテリーの取り外せない小型家電の処分方法~」

リサイクルショップや家電量販店での回収

使わなくなったハンディファンをリサイクルショップや家電量販店に持っていくと、引き取ってもらえることがあります。
Francfranc(フランフラン)等は人気が高く、高値で引き取ってくれる所があります。
特にまだ使えるものは、リサイクルショップで買い取ってもらえるかもしれませんよ。

参考例) 奈良県生駒郡斑鳩町ではバッテリーが取り外せないハンディファンなど家電量販店か宅配回収(リネットジャパン)で処分するよう案内しています。
参照:斑鳩町「要注意!ハンディファン(充電式扇風機)の処分について」

交換回収

もし新作のモデルを購入検討していた場合、引き取りサービスを利用してみてはいかがでしょうか?
古いハンディファンの持ち込みで回収後割引などのキャンペーンをやっていることがあります。

 

バッテリーの取り扱いに注意

ハンディファンにはリチウムイオンバッテリーが入っていることが多いので、これを正しく処分することが大切です。
バッテリーを正しく捨てないと、環境汚染や火災の原因になることもあるので、以下の点に気をつけましょう。

自治体の指示に従う

バッテリーの捨て方は地域によって違うので、必ずお住まいの自治体のルールを確認してください。

バッテリー回収ボックスを利用する

家電量販店やスーパーには、バッテリー回収ボックスがあります。ここに入れると、安全にリサイクルされますよ。

 

リサイクルの大切さ

何事においてもリサイクルを優先することは、環境を守る上でとても大切です。
リサイクルすると資源を有効に使うことができ、ゴミの量も減ります。以下にリサイクルのメリットを紹介します。

資源の有効利用

ハンディファンには金属やプラスチックが使われています。これらの材料は再利用できるので、リサイクルすると新しい製品の材料になります。

環境負荷の軽減

ハンディファンを正しく処分しないと、環境に悪影響を及ぼす有害物質が出ることがあります。リサイクルすると、これを防ぐことができます。

経済的なメリット

リサイクルすると、新しい製品を作るコストが減ります。結果的に、私たち消費者も安く良い商品を手に入れることができます。

 

使わなくなったハンディファンの活用方法

ハンディファンを捨てる前に、まだ使えるなら他の方法で役立てることを考えてみましょう。
以下にいくつかのアイデアを紹介します。

譲渡や寄付

友達や家族に譲ったり、寄付することで、まだ使えるハンディファンを有効活用できます。学校や地域の団体でも需要があるかもしれません。

リサイクルショップでの販売

まだ使えるハンディファンなら、リサイクルショップで買い取ってもらえます。ちょっとしたお小遣いになるかもしれませんよ。

オンラインフリーマーケット

メルカリやヤフオクなどのオンラインフリーマーケットで売るのも一つの方法です。思わぬ高値がつくこともあります。

 

まとめ

ハンディファンの捨て方についてお話ししましたが、いかがでしたか?
自治体のルールを守って正しく捨てることが大切ですし、リサイクルすることで環境にも優しくなります。
熱中症に気を付けて涼しい夏を楽しんでくださいね!

今回ご紹介したハンディファンをはじめ、廃棄物に関するお悩みは産業廃棄物のプロフェッショナルであるアール・イー・ハヤシにおまかせください。
創業50年を超える当社では経験と知識豊富なスタッフが、皆さんのお悩みを解決します。お気軽にお問い合わせください。

 

【ご案内】
当社では、法人様および個人事業主様を対象に廃棄物の処理を承っております
個人のお客様につきましては、未使用品の大量廃棄の場合のみ対応可能となっております。
誠に恐れ入りますが、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

著者紹介

 

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名前: 中林 一樹(なかばやし かずき)

プロフィール

2014年より株式会社アール・イー・ハヤシに入社。以降10年間、産業廃棄物管理のスペシャリストとして従事。
産業廃棄物の処理とリサイクルに関する豊富な経験を持ち、環境保護に対する深い知識と情熱を持っています。
現在も、株式会社アール・イー・ハヤシの管理部門で環境管理責任者として、日々業務に励んでいます。

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